焚き火にもマナーがあるよ!!
キャンプをしたい、でも何を買えばいいかわからない。
お金がかかりそう・・・・なーんて悩みますよね。
ボーイスカウトの指導者目線から、若干(かなり?)の好みと偏見を交えながら、焚き火についてちょっとだけお話し♪
キャンプといえば焚き火!! って方もいます。というか、外せないでしょう(笑)
そんなワクワクするイベント、焚き火ですが、いまいろいろと問題になっているのをご存じですか?
それは「直火」「焚き逃げ」です。
キャンプ場では、地面や芝を傷めないように焚き火台での利用を必須としているところが多いです。
ごくまれに直火OKのところもありますが、やはりルールがしっかり設けてあります。
なのに、知ったことかといわんばかりに直火で焚き火を楽しみ、あまつさえ片付けもせずに放置して帰る「焚き逃げ」
自然を愛する、キャンプライフを楽しむ人間として最低の行為ですね。
また、燃えさしの炭を地面に埋める人がいますが、これもNGなんです。
実は炭は、自然の中では分解されません。山や川に捨てたり、土に埋めたりするとそのままずっと残ってしまいます。BBQでよく使用する木炭でも同様です。
そもそも数千万年前~数億年前の炭が地層として残っているわけですから、BBQの炭が分解されて土になることはありませんよね。
キャンプ場には、そういった灰捨て場が設けられていますが、ここでも火が残っている燃えさしを捨てる人がいますがとても危険です。もともと捨ててあったものに引火するなどするため、きちんと消化してから捨てましょう。
着火でみんな苦労する?
焚き火の楽しみ方にもいろいろありますが、マッチやライターから着火した火を少しずつ育てていくという楽しみ方があります。
手っ取り早く着火剤という方法もありますが、私はその過程の風情を楽しむ派ですね(笑)
針葉樹や広葉樹で特性も違うのでそう言ったものを考えながら薪をくべるというのも楽しいです♪
ちなみに最初の焚き付けには燃えやすい針葉樹を選びましょうね♪
ぜひトライしていただきたいのは、着火にはマッチを使ってみてもらいたいこと。
教えているボーイスカウト達にも言っているのですが、火はなぜ燃えるかを考えることが大切です。
彼らにはマッチ2本以内で着火を成功させろと言っています。
いきなり大きい木が燃えるわけないです
マッチの小さな火を移し、少しずつ育てていくコツは小さく細いものを用意すること。
そして徐々に大きい木に移していくことです。
あたりまえじゃんって声が聞こえます(笑)
そう、その当たり前ができてないから火がつかないんですよねw
マッチくらいの細い乾いた木をたくさん用意してください。みんな大体ここから間違ってて、割と太いものを用意しちゃっています。
細くできないなら、「フェザースティック」を作りましょう。
上図の写真のように、細めの木をナイフでささくれ立たせて、羽毛のような姿にするものです。
これによって火が移りやすくなります。
細い木が見当たらないときは、割りばしなんかで作ると良いですよ!
熾火でつくろう!じゃがバター♪
くべていった薪が燃えてちょっと火が落ち着いた状態を「熾火(おきび)」といいます。
ある程度のボリュームで熾火になったら、じゃがバターを作りましょう(笑)
私はこれ絶対外せない儀式です♪
●洗ったジャガイモを用意!(皮ごとがうまい)
●バターをジャガイモに塗りたくる!
●アルミホイルで二重にくるむ!
●熾火に投入!!
ただこれだけ(笑)
箸で刺して、柔らかく刺さったら出来上がり~
星空を見上げながらビールと共に頂くじゃがバター・・・・たまりませんなあw
使いやすい良コスパ焚き火台
そんなわけで、使い勝手の良い焚き火台をピックしてみました。
基本的に灰が飛ぶのを避けたいので、オープンタイプのものは選んでいません。
↓ バーベキューでも焚き火台でもこなせ、折り畳み式なので重宝しますよ
ハイランダーの焚き火台。ひねりが入ったデザインがおっしゃれ~♪
おすすめポイントは収納時のコンパクトさ!!!
調理網がついてて、耐久荷重もあるというたのもしいやつ♪
焚き火で調理なんて最高ですね♪
いかがでしたか?
偏った紹介ですが(笑)、灰の処理なんかも考えるとおススメですよ~♪